リフトアップ
年齢を重ねて行く事は人の内面を成長させてくれますが、外面はというと残念ながらいい事ばかりではありません。
肌の乾燥やハリの衰え、むくみ、表情筋の衰えによる顔のパーツのたるみと言った女性にとって加齢による悩みの種は尽きません。
中でも、顔のたるみはほうれい線や目尻のシワの問題など人から見られ、自分でも毎日鏡と向き合うとても気になる部分です。
今回は、そんな顔のたるみに効果的なリフトアップの方法についてお話ししようと思います。
【たるみの特徴と説明】
顔のたるみとは何故起きるのでしょうか?
人の肌や筋肉は加齢とともに変化します。肌は水分量を失い保湿機能に衰えが見え始め、顔の筋肉も身体の他の部位と同じように筋力が衰えます。
また、紫外線などの刺激にさらされる事によって、肌へダメージが重なり衰えの原因にもなります。
肌の衰え(水分量・保湿機能)はそのまま肌のハリに悪影響を及ぼします。
そもそも、顔の肌は表面から表皮・真皮・皮下組織・表在性筋膜(SMAS)・表情筋・骨膜、
そして骨とたくさんの層から成っています。これらのどの層が原因となっているかよって肌のたるみの対処方法も変わってくるのです。
一番表面にある表皮や真皮の感想によるたるみもあれば、皮下組織の水分量・保湿機能の低下によるもの、
奥深くにある表情筋の衰えによるたるみもあり、それぞれの原因に応じた対処方法(スキンケア・美容外科手術)をとらないと、
たるみの解決にならないばかりでなく、お肌トラブルを併発したりたるみ解消にはほど遠い結果になってしまいます。
肌や表情筋の衰えだけでなく、むくみもまた顔のたるみの原因となります。
人の身体はおよそ60%が水分です。血液の他リンパなど様々な水分が身体中にあるわけですが、
時としてこの水分がうまく身体の中を循環せず、1箇所に留まってしまう事があります。
疲れて足がむくんだりするように、顔やその周辺もむくみます。これが、たるみの原因となるのです。脇の下には
リンパ節があり、肩や腕をエクササイズする事でリンパの流れが改善され、リンパ節の周辺にある顔のむくみが解消されて
顔のたるみに効果があるのです。
では、そうしたたるみの改善にどういったリフトアップの方法があるのか具体的にご紹介しましょう。
【リフトアップの種類】
リストアップにはいくつかの種類があります。
・外科的リフトアップ(切る手術をともなう)
・切らないリフトアップ
・ヒアルロン酸・ボツリヌストキシンなどの注入や注射系治療
・高周波・超音波・レーザーなど皮膚を刺激する照射系治療
・針や糸で皮膚を刺激し、肌質の向上を目指す治療(韓国式美容鍼、金の糸など)
・自宅で出来るスキンケア(マッサージ、顔ヨガや保湿クリーム)
自宅で出来るスキンケア以外は医療行為に当たるので、形成外科医や美容外科医の治療としてクリニック等しっかりと
相談の上で受診して下さい。
【リフトアップの方法】
医療行為としてのリフトアップについて、それぞれの方法をご紹介します。
・外科的リフトアップ
これは身体にメスを入れる、いわゆる「切る」という外科的手術をともなうリフトアップです。
額・こめかみ・頬・顎・首と部位別に分けられますが、いづれの部位でも皮膚を切り、引き上げた上で縫合します。高度な技術が
必要とされますが、リフトアップの効果は長く持続する、というメリットがあります。
デメリットとしては、やはり身体にメスを入れるので縫合箇所が目立たなくなるまでの日数や術後の痛みが
解消されるまでの期間(ダウンタイムといいます)が長くなったり期間に個人差が出る事があげられます。
また、リフトアップの効果をメスを入れる深さによって調整出来るという特徴もあります。
・切らないリフトアップ
特殊な形状の糸を皮膚に入れ、皮膚の深層から肌を引き上げる事でたるみを解消するリフトアップ方法です。
手術を伴うリフトアップほど皮膚を切る必要がないので、ダウンタイムを短く出来る、身体への負担を減らせる
といったメリットがあります。
糸で引き上げる方法ではなく、たくさんの糸を入れて皮膚にボリューム感を出し、肌にハリを持たせてたるみをもあります。
厳密には引き上げてはいないので、リフトアップには分類されませんが、見た目の若返り効果として有効です。
糸は身体の中で無害に溶ける性質のものを使用するため、効果は2〜3年ほどとされています。
・ヒアルロン酸・ボツリヌストキシンなどの注入や注射系治療
・高周波・超音波・レーザーなど皮膚を刺激する照射系治療
注射やレーザー照射による治療はプチ整形にも分類され、気軽なリフトアップ方法として知られています。
肌にヒアルロン酸やコラーゲンなどの生成を補助する成長因子を注射し、肌のシワやたるみの改善を目指すものです。
加齢により萎んでしまった顔のパーツにハリを持たせる事で相対的にたるみを目立たなくさせるものです。
照射系治療はレーザーや高周波といった刺激を皮膚に与え、細胞を活性化させたり古い細胞を破壊したりして肌の引き締め、
再生を促します。
このふたつの方法はメスや糸を使わないため、より短時間で施術が可能でダウンタイムも短縮出来ます。ただ、効果は
ややマイルドに感じる人もいます。
・針や糸で皮膚を刺激し、肌質の向上を目指す治療
レーザーや注射による刺激とは別に東洋医学的見地から鍼や糸で肌を刺激する方法です。
刺激により皮膚細胞の活性化や肌の引き締める治療ですから、レーザー照射や注射と原理は同じですが、
薬剤等を使用しない分、身体への負担は少なく何度も施術出来るメリットがあります。レーザー照射と併用するクリニックもあります。
・自宅で出来るスキンケア
保湿効果のあるクリーム等を利用するリフトアップ方法ですが、気をつけたいポイントがあります。
それは、肌は非常にデリケートな器官であるという事です。
過度なマッサージにより皮膚の表面を傷つけてしまったり、皮膚の深層組織を壊してしまうような強い力は
リフトアップには逆効果です。
いたわるようなイメージでマッサージや顔ヨガを行い、内面からのケアも心がけて下さい。
